歯科という標榜の弊害 ~口腔科学は愛の医術である~

 歯科とは


 Dentistry is Work of Love.   内村鑑三の言葉

 


はじめに 

 この文は初め栃木県歯科医師会誌に掲載する目的で書きましたが、字数が多いとのことで不採用となりました。 

そこで、更に加筆修正し、より多くの斯学の皆様方に御覧頂き、ご批評ご叱正を仰ぐべくwebサイトに載せる事としました。 

この表題の「歯科」という標榜は、一般の人々にはズバリ「歯」だけの治療といった極めて狭い医療行為のイメージを与えており、診察する上で、何かと誤解があることを痛感しております。そして、患者様にも不利益を与えているのです。

 現在の歯科診療範囲は「歯科」という標榜だけではカバーできないほど多岐にわたっております。 

一般の方々が迷わず適切に受診していただくには、もう少しわかりやすい診療範囲を示す他の標榜科に代えるべきではないかと思い立ちました。

 この文の趣旨をご理解いただき、より多くの皆様方の賛同と、ご支援、ご協力を賜ればと思います。

 この一滴のしずく()が小さな波紋を起こし、うねりを生じ、大きな波となり、この運動の輪が拡がって行くことを願ってやみません。

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